日々彩々 Ⅱ
奈良いつも日々彩々! 日々いつも興味満載!

時計草



トケイソウって、見れば見るほど面白いですね・・・
ついついベランダにいる時間が長くなります。
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一日花なので夕方にはしぼんでしまう、次の日にも咲いてくれればいいのにダメなんですね・・・
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観察していると、葉の近くに小さな突起があり水滴のようなものが付いてます。
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良く見るとあちこちに・・・
触ってみるとちょっとネバネバです、調べて見ると“蜜腺”もしくは“腺体”と言うそうです。
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ここで、ちょっと面白いトケイソウのお話

※中南米の熱帯林にはドクチョウという蝶がいます。
その幼虫はトケイソウ科の植物だけを選んで食べています、トケイソウは幼虫に葉を食べられないように
強力な自己防衛物質であるシアン化配糖体と呼ばれる物質を含んでいます。

一般に草食動物がトケイソウを食べると、このシアン化配糖体が消化酵素と結合してシアン化水素
という猛毒物質が作用します、ドクチョウの幼虫はこの毒を無毒化できる脱水素酵素という酵素
を持ち、トケイソウのシアン化合物を無害化できるように進化してきました。

さて、トケイソウですがシアン配糖体を含む葉を食べて毒を選択蓄積するドクチョウに対して防御するために
進化をしています、ドクチョウの卵そっくりの突起を葉柄につけました。

産卵に訪れた母ドクチョウは、すでに仲間が卵を産みつけたと勘違いし産卵を諦めて飛び去ってしまう
ドクチョウの幼虫は大食漢であるばかりでなく共食いの性質を持っているため、後から孵化した幼虫には
育つ見込みがまったくないからです。
つまり、トケイソウはドクチョウの卵に似せた突起を「擬態」しているわけです。

見えない植物が、どうしてドクチョウの卵を真似するのでしょうか?
他の昆虫や、トケイソウの葉を食べる虫もいますし・・不思議ですね。

一般的なトケイソウはどうなのでしょう?

トケイソウ(時計草)
パッシフローラ・カエルレア(Passiflora caerulea)
南米ブラジル原産で花弁を時計の文字盤、雌雄シベを時針に例えて
命名されたキントラノオ目トケイソウ科トケイソウ属の半耐寒性常緑蔓性低木。
英名では、雌しべが十字架に張り付けられたキリストに見えることから
「パッション(キリスト受難)フラワー」と呼ばれています。
花弁と雌雄のシベが十字架に架けられたキリストを連想。

(すべての写真・クリックで拡大)

※参考にしたサイト
※トケイソウの擬態(したたかな植物たち)より 多田多恵子 署
※生き物の謎と神秘より「植物と動物との連帯と相克」より
シアン化物(ウキペディア参考)
ドクチョウ科(Heliconiidae)



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Comment

私も花話題です。
こんばんは。
斑鳩31度6時なのに。
私も今日は家の周りのお花をUPしました。
時計草ですが我家の地植えのには黒い大きな蟻さんがやってきています。
壇蜜さんが出るのでしょうか?
2015.05.30 18:09 | URL | 白雪 #0o4gu.qw [edit]
白雪さん      今晩は!

今日も、暑かったですねちょっとムシムシします・・・
アリさん、蜜を吸いにきたと思います。
先ほど、訪問させて頂きました。
壇蜜さんが出ます(笑)
2015.05.30 18:56 | URL | emirin #- [edit]

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